「雪氷防災研究センター」とは??
正式には
「国立研究開発法人 防災科学技術研究所 雪氷防災研究センター」
と言われる 新潟県長岡市 にある 安全で快適な雪国の生活を研究する機関です!以下はHPの抜粋になります。
全国の雪氷災害犠牲者は毎年百数十名にのぼり、局地的に集中する豪雪や湿雪による被害も目立ちます。このような被害を軽減するため、防災科学技術研究所雪氷防災研究センターでは、災害に結びつく降積雪粒子のミクロな構造の研究や雪崩、吹雪、着雪氷などのリアルタイム予測に関する研究を行っています。
雪氷防災研究センターHP 「雪氷防災研究センターについて」抜粋
簡単に言うと「雪国での生活を安全に豊かにしよう!」という感じでしょうか。
この雪氷防災研究センターは年に2日だけ一般公開をしてくれます!今年2019年は【6/7~6/8】で参加してきたので紹介したいと思います!
早速入ってみよう!
伺ったのは11時ごろ。入口に入ると数名の受付の方が明るく挨拶をしてくださり、案内や軍手をくれました!
「ナダレンジャーの防災科学実験ショー」
「低温実験室」
「雪結晶を作ろう」
「ダイヤモンドダスト」
等など、非常に楽しそう!!!
先ずは「低温実験室」に行きました。
【低温実験室】
マイナスなのに凍らない水!?「過冷却」とは??
低温室での実験は上の写真のものなのですが、時間の関係でA室だけ参加しました!(時間があればどちらも参加できますよ!)
低温室はかなり寒いとのことで入口で防寒具を貸して頂きました!もちろん子供用もありました!本当にありがたいです!
中に入ると早速【過冷却】の説明をして頂きました!
下の写真はペットボトルにただ水が入っているだけなのですが、この水の温度がなんと「0度未満のマイナス!」水って0度で氷になるんじゃないの!?と思っていたので驚き!
さらにさらに!なんとこの水をゆっくりとトレーに垂らしていくと~~~
すげーーー!!!!どんどん凍って大きくなってる!!!
言葉が悪くて失礼しました(笑) どうやらゆっくりと振動を与えずに凍らせるとこのような水ができるようなのです!水を垂らしたり、机にぶつけたりパンチしたりするとたちまち凍ってしまいます!自宅でも発泡スチロールに入れてゆっくりと凍らせるとできるとのこと!
A室には他にも「すごい霜柱」や「凍らせ方を変えた氷についての説明」などがありました!
霜柱ってこんなのでしたっけ!?
霜柱ができるメカニズムについても教えてもらい感動!地表から凍っていくのでどんどん上に押し出された水分が凍るので柱状になるようです!
氷はゆっくり凍らせることで塊の数が減るそうです!左上がゆっくり凍らせたもの。左下は急激に凍らせたもの。左下は粒々がかなり多いですよね!ゆっくり凍らせたものは大きな粒が重なっている状態で溶けにくいんだそうです!
【降雪粒子観測施設】
ダイヤモンドダスト!
ダイヤモンドダストものすごい感動しました!!
みなさんにも是非見てもらいたい!!
別館の降雪粒子観測施設に行き、今度はダイヤモンドダストを見ることに!
スゴイ冷えた下写真のボックスに、、、
我が家の息子が息を吹き込むと煙のようなものが発生。
それが煙のようなものに徐々に変わっていき、、、、
細かい粒が増えてきてー、、、、、、
ダイヤモンドダストにーーー!!!!
写真では分かりにくいのですが、このキラキラした粒が波打つように揺らめいていてスゴイ感動しました!
空中をゆらゆらと輝く粒が舞っているところはとても幻想的でした!
ペットボトルで雪の結晶を作ろう!
ペットボトルの中で雪の結晶を作ると言うものなのですが、我が家の息子も興奮しながら非常に喜んでいました!少し時間が掛かるので最初にここに行くのが良いかも!
他にも色々な体験が!!
六花の氷を作ろう
氷のマジック - 復氷(ふくひょう) -
これも結構感動しました!ワイヤーを氷の上から下に向かって圧力を掛けてめり込ませていくのですが、一番下まで輪切り状態にワイヤーが通ったときには、先に切ってしまっていた氷の部分が元にくっ付いているんです!!!すごい!!
ナダレンジャーの防災科学実験ショー
私は見れなかった(子供と妻は見たのでうらやましい、、、)のですが、笑い声が聞こえており非常に楽しそうでした!!次回は必ず見たいと思います!!!
スタンプラリー
一般公開にはスタンプラリーがあります!
景品はした写真のものなのですが、結構豪華でした!!ありがたい!!!子供も大喜び!!!
総論
雪や氷を科学する研究施設で、それを身近に楽しく感じられる非常に楽しい一般公開会でした!!スタッフの皆さんが非常に親切で家族一同とても満足でした!
皆さんも是非一度見学にいかがでしょうか!(あまり皆さん知らないようで全然込んでいませんでした、、、、ナイショデ、、、)