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映画「えんとつ町のプペル」見てきました! ※ネタバレ注意※

投稿日:2021年2月14日 更新日:

映画 えんとつ町のプペル 公式サイト

「おそっ!!今頃見たの!?」
12月に上映開始だったのでそう言われても仕方がない時期に見ました(笑)
(2/11に見ました)

私は映画通でもなんでもないので大した感想は書けませんが、個人的見解、感想を書きたい!そう思える素晴らしい作品だったのでシェアさせてください!
あ、感想を書いている都合上ネタバレあります。。。。ご注意ください。

現代日本の問題を見事に投影

 まずはこの部分。古来日本にとって良き習慣、意識だった集団行動における「空気を読む」いや、もっと尖らせて言うところの「同調圧力」。それを気づかせてくれる作品でした。

 「みんなに合わせるって別に悪くないじゃん!!それで日本は経済成長したんでしょ!?義務教育で平均能力がみんな上がったんじゃん!!」

 確かにその通り!!しかし、世界のどこも経験がしたことがない人口減がこの日本の未来には待っています。今までは【現行の拡大路線】で経済は発展してきました。いかに生産性を高く大量に作るか?みたいなことが正義だったんですね。そりゃそうですよね。それで発展してきたし、利益でたし、経済は発展してきたし。ですが今はどうでしょう??それは限界を迎えてきています。

 メルカリ、FaceBook、youtube、Amazon、、、、現代で大活躍している様々な企業はどこも

「今までとは違う斬新なサービスを提供。つまり異端

です!

え!?うるせぇ早くプペルの感想書けって!!もうちょっとお時間ください!

えんとつ町のプペルは

「異端」をポジティブに捉えよう!
それ
は個性だし君にしかない才能だ!
人と違うは才能だ!
そしてそれを応援できる心を持とう!


それを伝えてくれる作品だと私は感じました!


お金がちゃんと動くようにと腐るお金「レター」と言うモノがこの世界を作ったと言うところも本当に秀逸。そして レター=文字 と言う表現が西野さんの思想がとても入っているように思います。ご本人が行われているサービスのレターポットの思いが入ってる!
詳しく説明されてる記事があったのでリンクを貼っておきます!

https://goworkship.com/magazine/about-letter-pot-toha/
副業/フリーランスを学べるメディア Warkship MAGAZINE

キャラクターがホントに良い!
誰でも感情移入できる設定の素晴らしさ!

映画 えんとつ町のプペル 公式サイト

 映画でもゲームでもやっぱり感情がいかに入るかが、心に刺さる作品になるかどうかにかかっていると思います。
 つい最近学んだことで言えば、買い物は「感情を買っている」という言葉がしっくりきます!
 えんとつ町のプペルでは「異端者」=「夢追い人」を取り巻く環境を、それぞれのキャラクターを通じて表現することで、どのステージの人でも感情移入できる設定になっていると思います。

夢追い人         :ルビッチ
夢見る人を応援、託す人  :ブルーノ(プペル)
夢を諦めた人       :アントニオ
夢を見ることすら諦めた人 :町民
既得権益を壊されたくない人:異端審問官
陰で夢をおい続ける人   :スコップ

該当するキャラクターはいっぱいいるのですが名前を忘れちゃったのでこのくらいで(笑)

私は完全に「アントニオ」です!!

映画 えんとつ町のプペル 公式サイト

もうね。この「アントニオ」がこの映画のどれだけ大きな役割を果たしているか!!!
アントニオの行動がいちいち私の心に突き刺さりました!
そしてクライマックスに向かっての葛藤や行動の変容。
一番泣いたのはアントニオの行動と発言。

ルビッチとプペルが
「夜空の星をみんなに見せる!星はあるんだ!」
と空に飛び立とうとしている時に異端審問会に邪魔されます。
 それを今まで「星なんてねー!諦めろ!」とルビッチを説得してきたアントニオがルビッチたちを助けます。

 アントニオにとって、

「ルビッチの成功(星があることを証明)=諦めた自分を否定すること」

に直結します。だからルビッチをずっとこちらに引き込もうとしてきました。それがルビッチにとってもいいことだと本人は思い込んでいたところもあったんだと思います。

しかし、ルビッチの勇気ある行動。自分とは異なる信じ抜く力を目の当たりにした時、

「星が見つかったら、あの日、諦めた自分がバカみたいじゃないかっ! 畜生!」

そう言ってアントニオはルビッチの危機を助けます。
うわー!今でも泣きそう!!
これを認めることがどれほど勇気がいることか!
この瞬間、アントニオも足枷がなくなり一緒に空を飛んだ感覚が自分の中にもありました!
自分が諦めたことに努力し続ける人、そして成功する人を祝福、応援することにどれだけの精神力が必要か。でもそれは前を向いた証拠です!これは諦めではない!!自分を見つめなおし、スタートラインに立ったんだと思います!

自己肯定感を高める方法は2つあります。

1、今の自分を客観的に認め、努力を続けて成長していく。
2、自分以外の人を落とすことで相対的に自分を上げる。

後者については実際に自分は上がっていません。アントニオは前者になったんですね!
アントニオ!!俺もアントニオに続くよ!!笑

「ゴミ人間」って凄い表現!どんな抽象力を持ってるのよ。。

 youtube動画で宮迫博之×中田敦彦と「Win Win Wiiin」と言う番組でプペルについて語っていますが、
 
 ゴミ人間=夢追い人

子供の頃に持っていた夢を大人になる過程で折り合いをつけて捨てたり、家庭をもったり、身長が低かったりと色んな理由で諦めて捨てていきます。だけどもそれでもいい歳して夢を持ち続けて輝こうとしている人もいる。そんな人アントニオのように諦めろ!捨てろ捨てろ!臭い臭い!と言う。

つまり夢追い人はゴミ人間なんだ。と。

天才か!!!??天才すぎるだろおい!!!!
こんな抽象化できます!?!?!?


羨ましい!!こんな抽象化の能力。そして表現力を持っていることが羨ましい!笑

「Win Win Wiiin」の動画を貼っておきますので、ぜひご覧ください!
ゴミ人間の話があるのは後編です!19:50くらいにあります。

ハロウィンの定番に!?ジブリ並みになるかも!

 全然ありえると思います!!全世代に見せられるし、ハロウィンの定番が今の日本にはない。そして子供たちに伝えたい思いがたくさん詰まっている。大人が見せたい映画。
 映画の始まりはかなり「直感的」な始まりで子供たちの興味を引く作りになっています。本当に演出が憎い(笑)
 まるでインド映画のように踊りと歌で始まったかと思ったら次はゲームのような作りの描写。そして奥行きを生かしたワクワクとドキドキを表現した映像。
 完璧や!!!僕は映画のど素人だし、「浅いなこいつ」と思われても全然構いません!この感情は自分のモノですし否定されるモノではない!異端万歳!
 ジブリや他の映画(サマーウォーズとか)が成功してきた要素を様々に取り入れられたかなり設計されている感じがしました!

マーケティングうますぎ。世界を狙うつもりですかい!?

 西野さんは「ウォルトディズニーがライバル。超える」と当初から言ってました。もともと世界を狙っていたんでしょう。名前の付け方もそうですし、ハロウィーンと言う毎年あるイベントを狙うところもそうですし、この映画次の展開も考えてるでしょこれ!!しかも現代の問題を続けて掲示していくつもりでしょあんた!!!コワイ!もはやコワイ!!

総論

 私は西野さんが日比谷で独演会をやっている動画をよく見ていたので、西野さんの今までの挑戦のストーリーも含めてプペルがより心に入ったんだと思います。
 そしてそれは西野さんの想定内。そういうストーリーさえも表現に変えるそんな能力を感じます。そしてそれが凄い魅力です。
 レターポットを含めいつも度肝を抜かれるサービスや見解をされているので今後も見放せません!モノの本質を見抜く力。ぜひ僕も養いたい!!!

なんだかプペルの感想???では無くなってしまいましたが以上です笑
お時間いただきありがとうございました!では!

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